美しさを保つにはケミカル用品へのこだわりが重要

綺麗なハーレー

自慢の愛車をいつまでも綺麗に保ち続けたいのは多くのハーレー乗りが抱く考えですが、洗車の方法やケミカル用品の選び方を正しく理解していない人も稀に存在します。
汚れが落ちればいいと安直に考え、食器用洗剤や固形せっけんで強引に洗ってしまうケースもありますが、愛車に傷が付くおそれがあるので絶対に行ってはいけません。ハーレーは武骨なデザインの大型バイクですが、パーツの表面は非常に繊細な作りになっています。特にクロームメッキが施されているパーツは些細な摩擦でも大きな傷が生じてしまうので、洗車の際は細心の注意を払うことが重要です。
ハーレーはエンジンがむき出しになっている構造なので、洗車の際は余計な水気が侵入しないように気を配ります。

また、洗車に使うケミカル用品にも妥協してはいけません。すべての車種に使用できると謳うバイク用の洗浄剤が安価で売られていますが、中には研磨剤が含まれている物もあるので注意が必要です。汚れを落とすつもりで洗ったらパーツに傷が付いていた、という事態に至る可能性もあるので、ハーレーを洗う際は極端に安いケミカル用品は避けます。高額ですが、ハーレー純正のケミカル用品を選ぶのがもっとも無難な選択です。純正のケミカル用品は汚れの度合いに合わせたり、洗浄後の艶出しなどの目的別に複数の製品が販売されています。
愛車の美しさを保つならハーレー純正を使うのが最適と言っても過言ではありません。

安価な社外メーカーは洗車にかかる費用を安く抑えることができますが、ハーレー純正の製品と比べるとどうしても洗浄力や美しさの保持の面で劣ってしまいます。軽度の汚れなら純正品とさほど変わらない効果を期待できるので、こまめに洗車を行うなら社外メーカー品でも問題はありません。